用語解説

グループによって解釈が違う場合があります。カポエイラにおいては時間とともに解釈が変化することも多々あります。

Roda(ホーダ)
ポルトガル語で輪の意味。文字通り輪になって集まるカポエイラの集会。楽器演奏に合わせて色々なグループのカポエイリスタがジョーゴをする。基本はオープンなものであり、カポエイリスタなら誰でも参加することができる(事前連絡くらいは下さい)。見学も自由にできる。2014年ユネスコによって無形文化遺産に指定された。

Jogo(ジョーゴ)
ポルトガル語でゲームの意味。カポエイラの組手みたいなもの。一対一でカポエイラの技のやり取りをすること。

Capoeira Regional(カポエイラ・ヘジョナウ)
1930年代にメストレビンバによって創始されたカポエイラのスタイル。当時カポエイラは法律で禁止されていたが、彼の功績により社会認知され、ブラジルの国技とすら称されるようになった。当時失われつつあったカポエイラの格闘技要素をより強めることを意図したスタイルとされている。
当グループはメストレビンバの直系であるため、ヘジョナウスタイルを採用している。

Capoeira Angola(カポエイラ・アンゴーラ)
当グループでは行わない。伝統色・儀礼色が強い、エモーショナルなスタイル。

Capoeira Contemporanea(カポエイラ・コンテンポラーニア)
近代的なカポエイラ。ヘジョナウ、アンゴーラの両要素を取り入れ、グループによってはアクロバティックであったり、ゆっくりとした動きであったり、様々である。

Capoeirista(カポエイリスタ)
カポエイラをする人。一般的に、バチザードを受けた人をいう。

Batizado(バチザード)
洗礼式。カポエイラの世界に入門し、カポエイリスタになる式。
カポエイラの指導者とジョーゴをして、アペリードをもらう。

Troca de corda(トロッカ ジ コルダ)
ポルトガル語で帯(ひも)の交換という意味。昇段式。通常バチザードと同時に行う。

Apelido(アペリード)
あだ名。カポエイラにおいては、歴史的な背景からカポエイリスタを本名ではなくアペリードで呼ぶことが多い。当グループではバチザードの際にジョーゴをした指導者につけてもらう。

Berimbau(ビリンバウ)
カポエイラに用いる弓状の楽器。ホーダを司る役目がある。

Pandeiro(パンデイロ)
カポエイラに用いる打楽器。

Mestre(メストレ)
カポエイラにおける最上級の称号。師範。

Contra Mestre(コントラメストレ)
カポエイラにおけるメストレに次ぐ称号。準師範。

Professor(プロフェソール)
カポエイラにおけるコントラメストレに次ぐ称号。先生。